ハイペリオン〈上〉
ダン シモンズ, Dan Simmons, 酒井 昭伸
2004年に一番良かった本は?
マイベスト1は、何と言っても
『ハイペリオン』
『ハイペリオンの没落』
『エンディミオン』
『エンディミオンの覚醒』
ダン・シモンズ:著
早川書房:刊
です!
2004年どころか、34年間の中でも1位です!
声を大きく推薦したいのですが、
ちょっと覚悟が必要です。
少し大きな本屋に行けばSFコーナーに並んでいるのが見つかるはず。
えっ?8冊(各巻上下)。
しかも1冊900円、文庫なのに?(それに見合うページ数&面白さ)
SFコーナーに収められているのが、残念なくらい、
一般的にもっと読まれて良い作品です。
一言で言うと「全部入り」。
<以下、紹介サイトより転載>
SFでありながらSFというジャンルを自ら打ち砕き、ミステリーやホラー、
歴史小説、サイバーパンク、ハードボイルド、戦記、恋愛小説、
スペースオペラ、ファンタジー、神話など、おそよありとあらゆる物語の
要素を貪欲に取り込みつつ、しかもそれらが消化不良をおこすこなく、
あくまでその底流にある大きな物語を、むしろ十二分に引きたてる役割を
果たすことに成功した本書は、
まさにこれまで数多く生み出されてきたすべての物語を包括する、
ある意味でひとつの頂点を極めた作品であるといっても、
けっして過言ではないだろう。
<転載終り>
言い直すと、
アニメオタクのために「エヴァンゲリオン」があった(面白かった)ように、
この『ハイペリオン・シリーズ』もSFファンは唸り、
その面白さはSFを読んだ事の無い人たちにも通じる、
という感じでしょうか。
上記紹介文のように、様々な物語ジャンルを含みながらも、
さらにそれぞれの巻で小説スタイルが変えられている筆力にも驚きです。